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Aug 17, 2010

A Class Divided

差別を受けると言うことは、どういうことか。差別を受ける人間の立場を想像するだけで、本当に差別を理解していると言えるだろうか。差別について話をしただけで、理解できるものだろうか。
アメリカの小学校で行われた、差別を理解するための授業の実際の様子が、このビデオで紹介されています。
この授業を受けた子ども達は、成人した後でも、その時の授業が心に深く残り、人生を変えた授業だと絶賛しています。
子どもたちが差別を受けていると劣等感を抱くだけで、能力が瞬時に落ちてしまう様子や、自分が優位に立っていると意識しただけで、他に対する態度が傲慢になる様子など、差別意識、優越感が人間の態度や能力にどう影響するかが、はっきりと見えます。
差別とは何か、そして、教科書に書かれていることを暗記させるだけが教育ではない、ということを知ることができるでしょう。


FrontLine: A Class Divided

Posted by M. Dolan

Aug 16, 2010

College, Inc.: 利益優先大学



日本でもオンライン大学が、最近注目されつつあるようですが、アメリカでは過去10年間、瞬く間に玉石混淆で増え続けています。
優れている有名大学のオンライン教育では、無料、有料問わず、質の高い教育がなされていますが、このドキュメンタリーで紹介されているような大学は、多額の広告費を使って宣伝するなどし、近年名が広まっていても、入学を検討している人達は要注意です。

大学機関が、従来の専門分野への学問追及の場から、職業訓練校的な、就職するための予備校化するに従い、多額の借金を背負ってまで、大学に進学する傾向が年々強まり、同時に、近年の経済変化(生産業やサービス業が他国へ流れたことや、経済ショックなど)から、これまでなら中高卒業レベルで見つかった工場の仕事や事務職がなくなり、大学進学を全く考慮に入れていなかった人までもが、多数、大学に通うようになりました。

従来の大学機関では、増え続ける希望者全員を受け入れることはできないため、その入れない人々を対象に、この分野に投資をして儲けようと試みる起業家が、新興の大学やオンライン大学を創設し、その数、年々増加の一途です。
しかし、大学の意味が、知識を追及する場から、利益優先に変わった場合、一人一人に値札が付けられ、生徒を一人でも多く入れることが重要となり、在校中の教育の質や生徒へのメインテナンス、卒業後のことは、最初から念頭にない、ということすら起こりがちです。

本来、教育とは通過して、卒業証書を得ることに意義があるのではなく、優れた教師から学び、理解し、それを次の段階に持っていくことに意義があると思います。
上記のような、ローンを組みさえすれば、誰もが簡単に入れる大学は、コンビニエンス・ストアやファースト・フード・レストランのように、出入りが簡単で、便利ですが、その学校に於いて、生徒が本当に意味あるものを得られるのかどうか、宣伝文句や噂話に惑わされずに、自ら情報収集をし、きちんと判断された上で入校の決断をすることが大切です。

卒業証書を手にすれば、高収入の仕事が得られると思い、こうした大学に入学する人達が殆どですが、実際には、その学校を卒業したけれども、卒業後、入学前に夢見ていたような仕事は得られず、学費ローンの返済もままならず、借金が雪ダルマ式に増え続けてしまい、本末転倒になってしまったという例は、全く珍しくはありません。

質の高い教育が得られるのなら、利益を得ることを目的とする大学であっても、問題はありません。
要は、そうでない学校も多いと言うことを念頭におくことです。

FrontLine: College, Inc. Homepage

Posted by M. Dolan

Aug 15, 2010

Bill Gates: Reinventing Capitalism


今年8月4日~6日の間、カリフォルニア州のLake Tahoe で開かれたTechonomy 会議に於いて、ビル・ゲイツはマラリア根絶活動、新技術への投資、好きな分野の本の紹介、教育問題と将来の方向性(基礎教育と高度教育、技術革新教育の根本的違いの理解に基づいた、新しい教育システムの導入)、投資と慈善事業、新しいエコビジネスが成長、成功する方法、選択の自由と多様性が弊害となる時、等について話しています。


関連記事:Bill Gates on mosquitos, malaria and education
Posted by M. Dolan

Aug 11, 2010

図書館のサービスを活用

皆さん、図書館を活用されていますか?

アメリカでは、図書館のデジタル化が進んでおり、直接、近所の図書館に出向かずとも電子化された図書やオーディオブック、映画等のDVDや音楽CDのダウンロードが、簡単にできます。
米国在住者なら、現住所を証明する顔写真付きID(運転免許証等)を持って、地元の図書館に出かけてカードを発行してもらいます。すぐその場で発行してもらえます。
その図書館のカード番号を、インターネット上の住居地区の図書館サイトに登録すると、電子図書やオーディオブック等をダウンロードすることができます。

例えば、ロサンゼルスの図書館のサイトでは、古典はもちろん、最近話題になっている本なども多数、用意されています。
通常、期限が過ぎると聞くことができなくなるオーディオブックであっても、Freecorder 4 のようなストリーミング・サウンドの録音ソフトを使って保存すれば、期限に関係なく楽しめます。

又、貴方の住んでいる地区の図書館が、NetLibrary と提携していれば、そのサービスも利用することができます。

図書館のカードを作っただけで、その後、殆ど利用されない人も多いですが、せっかくのサービスですので、是非、活用されてみてはどうでしょうか。

Posted by M. Dolan

Aug 10, 2010

海外生活の悩みに答えるカウンセリング

留学、国際結婚、海外赴任など、様々な理由でアメリカ生活を始め、日本で思い描いていた理想や希望はどこへやら、アメリカでの現実(英語力がないことで思うように物事が進まず、自分の状況をよく理解してくれる人が側にいなかったり、英語でのコミュニケーションが上手く行かず、現地人から本気にされないという状況)に直面し、挫折し、1年も経たないうちに帰国するというパターンは、海外生活を送っていく中で、よく見聞きします。
マスコミで伝えられているような華やかさや売り文句ではなく、英語力のなさが、どれ程、実際に現地生活を始めた場合に大きな影響力を与えるか、性格的に現地の社会に馴染めるかどうかを、日本にいる間に、きちんとした専門カウンセラーと話をしたり、きちんとした経験者から海外生活のアドバイスを受けて、下準備をし、心構えをして来ると、来ないとでは、雲泥の差が出てきます。
もちろん、数ヶ月間だけの語学留学やホームスティなどの場合は、海外旅行とそれほど変わらないため、楽しい思いだけで日本に帰国することができるでしょうが、数年間の滞在を予定されている人は、厳しい現実をきちんと伝えてくれる、又、それを乗り越えるだけの価値がある挑戦だということを伝えてくれる人やカウンセラーとの、事前相談は必須です。

日本に滞在中、仕事等を通して、自分の周りに帰国子女や大学卒業レベルのアメリカ人などがいれば、色々な角度から現地の現実を知ることができ、又、自分の性格や英語力をもとに、アドバイスを受けることができるでしょう。そういう立場にある人は、是非、その環境を活用されてください。

そうでない場合、どうしたら良いか。
先日、海外生活の悩み相談を受けている『サクセス・アブロード・サービス』という機関を知りました。
ホームページには「読むカウンセリング」のページがあり、そのカウンセリングの内容を見ると、とてもしっかりとした見識の下、応答されている様子が伺えました。
今、海外で生活されている人も、これからアメリカで生活をしようと考えている人も、よくある話が載っていますので、一度、目を通されてみてはどうでしょうか。

Posted by M. Dolan

Aug 9, 2010

Foreign Schools Target U.S. Professors

WSJでは、現在、中国、香港、シンガポール、インドのビジネススクールに於いて、米国から教授を採用することで、世界の一流レベルに通用する学校、人材を作ろうという動きをレポートしています。

Demand for Western-Trained Faculty Grows as Business Programs in Asia Work to Build Clout, Attract Brightest Students

関連記事:Top of the Class

Posted by M. Dolan

Aug 8, 2010

Sir Ken Robinson: Bring on the learning revolution!

Sir Ken Robinson: Schools Kill Creativity の補足スピーチ。
資源としての人材の欠如にどう対処するか等、現在直面している教育問題について、相変わらず面白く話されています。

"The dogmas of the quiet past are inadequate to the stormy present. The occasion is piled high with difficulty, and we must rise with the occasion. As our case is new, so we must think anew and act anew. We must disenthrall ourselves and then we shall save our country." -- Abraham Lincoln

Posted by M. Dolan

Sir Ken Robinson: Schools Kill Creativity

画一教育から、各自の能力を引き出す教育へ、今後の教育の姿について説いています。
彼の話をまだ聞いたことのない人は、是非ご覧ください。


Posted by M. Dolan

Aug 6, 2010

日本企業においての英語の公用語化

WSJでは、English Gets the Last Word in Japan と題し、楽天の英語を公用語にする公表を取り上げ、日本人の英語力について書かれています。

国際通貨基金が設定する先進国34カ国のうち、日本人の英語力は、昨年、The Test of English as a Foreign Language (TOEFL) の結果で最下位に属しています。



楽天の三木谷氏の「Japan is the only country with all these well-educated people who can't speak English. This is a huge issue for Japan.」という言葉に、特に海外に住まれている方は、実感されているはずです。
海外では、英語をネイティブ並みに使える事は、高度教育を受けた者としては当然のことで、出身国がどこであろうと、その点は共通しています。
しかし、日本人の場合は、日本国内の有名大学で高度教育を受けても、海外で通用するレベルの英語力を持っている人は、皆無に近く、それゆえ海外での、英語が話せて当たり前の環境に、英語力のない高度教育を受けた日本人が放り込まれた場合、日本の事情に通じている人を相手にしていない限り、粗末な対応(経済移民と同様な扱い)を受けることが多々あるのは、誠に残念です。

ビデオ:楽天の朝会、カフェテリアの様子


関連記事:英語は企業人の必須科目に

関連記事:前向きに捉えてみては

Posted by M. Dolan

Aug 5, 2010

Global Citizenship: Turning Good Intentions into Positive Action

クリントン前大統領による、University of California Berkeley での演説です。


Posted by M. Dolan

Aug 4, 2010

Bill Gates on mosquitos, malaria and education

ビル・ゲイツによるマラリアと教育問題についてのスピーチです。


Posted by M. Dolan

Aug 3, 2010

ハーバード白熱教室

NHK教育で放送され大好評を得ていると言われる、ハーバード大学の講義 『Justice with Michael Sandel (ハーバード白熱教室)』です。
NHKのサイトでは、日本語で概要とガイドの一部分が紹介されていますが、内容を実際に見ることはできません。
英語の本サイトでは、内容をビデオで見ることができるだけでなく、本講義に関連する様々な資料が用意されています。
論理的思考を学ぶのに役立つと思います。


Posted by M. Dolan

Top of the Class: The Rise of Asia's Universities


アジア諸国の大学の現状について、エール大学の現学長 Richard C. Levin 氏のエッセイが、May/June 2010号の Foreign Affairs 紙に掲載されています。
新しい大学の姿を構想する上で、参考になると思います。
こちらのPFD版でご覧いただけます。

Posted by M. Dolan

Jul 7, 2010

英語は企業人の必須科目に

日本時間 2010年7月8日付の日経新聞社説 からは、日本企業内でも、英語を無視していては、企業の国際競争に勝つどころか、生き残ることが困難であると言う認知が、ようやく実践段階にまで到達し始めた様子が伺えます。

一夜にして英語力が伸びる事はなく、学習を継続して積み重ねて行くことで、達成されるものです。
しかし、どの分野の学問でもそうですが、教え方の上手い、優れた教師から習うのが、最も近道です。
教育と言うのは、教育システムが優れた人間を育成するのではなく、優れた教師が優れた人間を育成する、この一言に尽きます。

今後、多くの日本人が、優れた教師の元、英語力をつけ、海外で大きく羽ばたくことを期待します。

Posted by M. Dolan